染織技術アーカイブ「織る」

 

絡み織  basic leno weave

搦み織、錑り織(もじりおり)ともいう。地糸ともじり糸(飾り撚糸)の二本の経糸が一本の緯糸と絡み合ったからみ組織(密度をガーゼにように粗くしてスリップ(目ずれ))を起こさないようにする組織)の織物。通気性が良く、斜め方向の伸びがよい。このため、夏用衣料や寝具に使われることが多い。なお飾り撚糸とは色・太さ・張力の異なる二本以上の糸を撚り合わせて、特有の外観を与える糸のことで、杢糸も飾り撚糸の一種。羅織、紗織、紋紗もこの内に含まれる。
 

 


 

 


 



 

絡み織はこのような布地につかわれています◆ ※クリックで各布地のページにジャンプします。

 
スパークナイロンカラミスリット・ヤーン
麻カラミ
レノフクレJQ ブライトレノ 変わり羅紗 変わり搦
カラミ紋紗 羅紋紗