全国染織産地合同制作布地1998-1999A-W
1998-1999秋・冬物向
1998-1999年秋・冬物向婦人テキスタイルの開発テーマは『イメージキッチン<布・工房>』。
今回のキーワードは<焼く>、<煮る>、<揚げる>、<冷やす>。いわば<クッキング・クリエイション(布・料理)>へのトライアルです。あらゆる加工技術(料理)の本質は、ゆたかな感性にうら打ちされた創意工夫に他なりません。
焼く。 | 冷やす。 | |
BURNED COOKING | COOLED COOKING | |
トースト表面のナチュラルな焦げ目、表面に火のエネルギーを抱いた陶磁器の肌合い。タフなハード感とデリケートなナチュラル感を併せ持ったハード&ナチュラルエッセンス・マテリアル。 |
フリーザーの霜と氷。カットグラスの屈折した光と透明感。そして、クール・デザインとほのかな甘味。素材の命を一瞬で閉じ込めた クール&フリーズ・エッセンス・マテリアル。 |
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<コンセプト・テーマ> |
イメージキッチン |
<布・工房> |
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煮る。 | 揚げる。 | |
BOILED COOKING | FRIED COOKING | |
ビーフシチューやミートソース。クリーミーで温か味のあるミックス感。西の文化と東の文化の混在。たっぷりと時間をかけた熟成の味わいを内包したクリーミー&ミクスチャー・エッセンス・マテリアル。 | コロモを付けた揚げ物のフワフワ感と光沢感。フワッと仕上げた風通織や二重織。表面の柔らかさと素材の張力との絶妙の対比。豊潤と清冽の見事な対比を生み出すコントラステッド・エッセンス・マテリアル |
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<スタイリング・ディレクション> |
アヴァンギャルド・エレガンス |
<制作産地>
丹後、福井、愛知、滋賀
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