全国染織産地合同制作布地を閲覧するには

京都染織文化協会は、所蔵する「全国染織産地合同制作布地」1,089点を、このたび京都府織物・機械金属振興センターに寄託・寄贈いたしました。

この布地は、技術研鑽と技術継承をはかることを目的としながら、時代に合ったものづくりを行い、メイドインジャパン製品の存続と発信を行うために、京都の意匠力と全国14の染織産地による染織技術を結集して平成6年〜16年の間に製作されたもので、『各産地の染織技術を合わせ、まったく新しい布地を作る』ことを目標に取り組みました。

布地は、きもの、洋服、インテリアなど幅広い用途を想定した生地サンプルで、様々な糸の組み合わせや、織技術・加工技術にこだわった、珠玉の逸品です。

京都府織物・機械金属振興センターでは、これら布地を展示したデザイン開発室を閲覧できるスペースとして開放しています。伝統にデザイン性が求められる昨今、新たな開発のヒントを、これら布地を参考に見つけて頂けますと幸いです。

1,089点の生地からなるｻﾝﾌﾟﾙﾌﾞｯｸ(寄託)	ﾌﾞｯｸと対のﾊﾝｶﾞｰｻﾝﾌﾟﾙ1,089点(寄贈)

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