古くは平安時代から用いられた日本独自の染色方法。渋柿の未熟な実を粉砕、圧搾して汁を絞り、その汁液を発酵、熟成させた液で染める。汁液には柿タンニンが多量に含まれており、防水、防腐、防虫、防菌効果に優れるため、衣服だけでなく魚網や和傘などの日用品、塗料などの工業品等幅広く使われている。
◆柿渋染めはこのような布地につかわれています◆ ※クリックで各布地のページにジャンプします。