無地染　　むじぞめ

浸染ともいう。白生地を柄なしの単色に染め上げる染色技法で、生地全体を染液の中に浸け込んで染める日本最古の染色方法。
工程に必要な灰汁、鉄媒染、酢が鎌倉時代より発達し、以後、無地染の技術は大きく進歩した。

＜工程＞
　色分け→地入れ→染色→色合せ→水洗→酸ぐり→脱水→乾燥→整理→完成
　※地入れは熱湯・温湯・水などに生地をときどき動かしながら20〜30分浸け、染色は手染め、
　　　ウインス染色機、ピン反染機等により行う。
　※工程詳細参照（東京都染色工業協同組合「東京無地染ができるまで）」

　
　

　　

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紬地紋入浅地色無地染

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