染織技術アーカイブ「染める」
ろうけつ染 ろうけつぞめ
生地に溶かした蝋(蜜蝋)で文様を描き、染液に浸したあとで蝋の部分を洗い流し、文様を表わす染色技法。奈良時代に行なわれたものを「臈纈」(ろうけち)という。日本にはインドから中国を経て伝わり、奈良時代に盛んに行なわれたが、ろうけつの材料となる蜜蝋の輸入が途絶えたためか平安時代以降用いられなくなり、明治時代に復興した。
◆ろうけつ染はこのような染織衣装につかわれています◆ ※クリックで各衣装のページにジャンプします。
青地獅子唐花紋錦唐衣 |
赤地獅子唐花紋錦唐衣 | 赤地圓紋白虎紋錦唐衣 |
白茶色獅子唐花紋錦唐衣 | 紋綾黄染唐衣 |
紋綾臈纈染唐衣 |
緋地唐花紋錦唐衣 | 紫地花形鳥襷紋錦唐衣 | 青地雲形錦唐衣 | 紋綾深緑染唐衣 | 紋羅夾纈染唐衣 | 紋羅藍色染唐衣 |
帛地臈纈染唐衣 | 赤地唐花紋錦唐衣 | 藍地花形鳥襷紋錦唐衣 | 藍地花形鳥襷紋錦唐衣 |