染織祭衣装

協会創立80周年記念展覧会「再現 女性の服装1500年─京都の染織技術の粋─


当協会は、2021年の本年、創立80周年を迎えます。協会創立80周年を記念し、当協会所蔵の染織祭衣装による女性の服装1500年の歴史をご覧いただく展覧会を開催しました。


(会 期) 2021年715()928()1000-1630
      
7/169/1719:00迄。
      ※日・祝閉館。8/7-17夏季休暇
      
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
       8/23より水曜日臨時休館

(入場料) 一般 500円/高・大学生300円/小・中学生200

(場 所) 文化学園服飾博物館(東京都渋谷区代々木)

(主 催) 公益社団法人京都染織文化協会、文化学園服飾博物館

後 援) 京鹿の子絞振興協同組合、京都刺繍組合 

監 修) 長崎 巌氏(共立女子大学 教授)

要 旨) 当協会と博物館衣装による古墳〜明治時代の日本の服装の変遷を概観し、染織祭か
      ら80年
余りを経た今日、京都の染織技術の再発見を試みる。

内 容) 1部 移り変わる風俗─京都染織文化協会の所蔵品から─
      
      ・古墳時代〜明治時代初期までの衣装30点をマネキン着装で展示
   
          (平安時代は博物館の唐衣裳装束2衣装)
           ・染織祭で使われた装飾品、旗、絵葉書などの資料
  
          ・昭和8年時代風俗行列の写真等
  
          ・日本の服飾史(年表パネル)

 

      

    第2部 京都の染織技術ここにあり─文化学園服飾博物館所蔵品─
  
         ・江戸時代後期〜昭和時代初期までの衣装等24点を衣桁掛け展示

      

     第3部 染織技術の紹介
  
         ・唐織裂(現代のものと江戸時代のもの) 
           
叶島織物セルコン提供/個人蔵
 
          ・友禅染裂(江戸時代)
           
 個人蔵
           ・刺繍裂(現代のものと江戸時代のもの)  
              長艸繍巧房制作/個人蔵

           ・金彩裂と道具(現代のもの・摺箔/振箔(切箔・切金)/金ククリ3)
              田中金彩工芸制作
          
 ・京鹿の子絞り制作工程見本
              京鹿の子絞振興協同組合制作

 

 

  (入場者) 3,071

  (催 物) @京都の染織職人による実演(各日1100-1200、刺繍のみ1100-1900)
        7/16京刺繍(京繍すぎした)7/17金彩(田中金彩工芸)7/24疋田絞(橋庸子)
        7/31色挿し(古代辻が花染研究会)8/21傘絞(木純一)8/28色挿し()
        9/17京刺繍(
) 9/11疋田絞中止
       
 Aワークショップ(1(1300-1400)、第2(1430-1530 各8名)
        7/17金彩・7/24疋田絞・7/31色挿し・8/21傘絞・8/21・8/28色挿し
        ※9/11疋田絞中止

        B講演会(「近世以前の日本の服飾文化」長崎巌、「京都・染織祭」北野裕子
        7/31()1300-1700 ZOOMによるオンラインセミナー 参加者107名
        Cその他
        
染織工程ビデオの上映(京友禅・丹後縮緬・京鹿の子絞)

  (入場料) 一般 500円/高・大学生300円/小・中学生200

          東京美術制作 96600冊制作 20217月出版
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